COIN PARKING DELIVERY

ABOUT
COIN
PARKING
DELIVERY

2018年、電車での移動時間にスマートフォンを使い、指で絵を描きだしたことからクリエーション活動をスタート。

現代人の必須アイテムでもあるスマホを片手に、「今」というこの時代ならではの疑問や理想を落とし込んだ作品を制作、国内外で活動する。

近年では、データのみならず造形、空間、ドローイング、海外のパブリックスペースの外壁など、さまざまな場所で独自の世界を構築している。

SHIRAI-SAN

「白井さん」は、絶滅した記憶と想像された未来の衝突から生まれた。恐竜と宇宙人の融合体――時代も存在の根拠もまったく異なる二つのイメージが、ひとつの身体に宿っている。それは、現代の不安定なアイデンティティ、そして複数の時間軸に引き裂かれる私たち自身を映す存在である。“今”として存在している――つかみきれず、不安定で、痛いほどリアルなものとして。過去の傷跡と、まだ見ぬ未来のかたちを同時に抱えることで、現在という壊れやすい地面に立つ私たちの姿を映し返している。

プロフィール
生年月日:5月1日
身長:60cm
体重:不明
※ただし、現在のセルフイメージに応じて変化する
白井さん

KATAYAMA-SAN

「片山さん」は、恋人であり、友人であり、時にはただの通行人のように――名前すら定まらない、曖昧な存在。彼、彼女…それは、「誰かにとっての何か」であることで自らのかたちを保つ。恐竜と宇宙人の融合体である白井さんが時間軸に引き裂かれているのだとすれば、片山さんは関係軸――つまり「他者によって定義される自己」の揺らぎそのものである。彼らのそばにいることで、私たちは問い返される。「あなたにとって、わたしは何ですか?」名前のない関係性の時代を生きる、もう一人の“私”の投影。

プロフィール
生年月日:不明
身長:不明
体重:不明
片山さん

EN-ROLL

「eNrOll」は、「目」と「口」だけで世界とつながる。視ること、語ること。それらはもはや情報の受信や発信を超え、人を“巻き込む”ための武器となった。目はただ見るだけではない。あなたの中に潜り込み、感情を刺激し、想像を芽吹かせる。口はただ喋るだけではない。言葉を超えて、動き、空気を変え、人を動かす。eNrollは、関係を「始めさせる」存在。その視線ひとつ、発語ひとつで、無関係だった人々が結びつき、流れを生み出す。

TIP Drawing

TIP drawing(ティー・アイ・ピー ドローイング)とは、アーティスト・COIN PARKING DELIVERYが展開する表現手法及び概念です。

著作権者とアーティストが互いの理解のもと、マンガやアニメ、キャラクターといったIPを変形させ、オリジナルのデザインや意図、ストーリーを拡張するものであり、特徴として、ロゴやキャラクターに存在するガイドラインを超えた、外見や背景の変形が挙げられます。

これは一定の条件を満たすことで、著作権者の許可を得ずともIPを再利用できるフェアユースの概念が存在する海外に対し、著作権者が二次創作・利用の黙認という曖昧な形で放置されていることの多い日本においてTIP drawingの概念は、著作権者の権利を侵害することなくIPの再利用且つ新たなマーケット創出を促進するものとなります。

EXHIBITIONS

2025
2024
2023
2022
2021
2020
2018

2025.04.30 2025.06.29

Happiness Is Chocolate

Ghana Chocolateの50周年を記念した展覧会「Atelier Ghana: Since 1975 – Happiness Is Chocolate」にて、COIN PARKING DELIVERY初となる韓国でのインスタレーション作品を発表。
「チョコレートを分かち合う」という行為をテーマに、人と人との関係性や感情のつながりを立体表現した。親しみあるチョコレートを媒介としながらも、独自のキャラクターと世界観で観る者の記憶や感覚に触れ、アートとしての新たな体験を提示。展覧会の中でも異彩を放つ存在として、国内外の来場者から注目を集めた。
また本展にあわせて、COIN PARKING DELIVERYがデザインを手がけた限定パッケージのガーナチョコレートが韓国国内限定で販売され、大きな話題を呼んだ。

会場:LOTTE Museum of Art

2025.04.26 2025.06.29

GODZILLA THE ART EXHIBITION

2024年に生誕70周年を迎えたゴジラは、誕生からいまに至るまで数々の映像作品として描かれてきました。
それぞれの時代を象徴しながら、手がける監督によって異なる存在として我々の前に姿を現してきたゴジラを一言で定義することはできません。
この『ゴジラ・THE・アート展』は映画の枠を超えた多様なアートによってゴジラを表現する展覧会で
東宝美術さんご協力のもとデジタル社会を破壊する化身「白井ゴジラ」をつくり無限に広がり続けるデータ社会に一石を投じる作品を制作。

会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)

2024.11.02 2024.11.14

BAPE GALLERY TOKYO

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は11月2日~14日、アートエキシビション「ベイプギャラリー トーキョー(BAPE GALLERY TOKYO)」を渋谷・ミヤシタパークのアートギャラリー「サイ(SAI)」で開催。

開催場所:アートギャラリー「サイ(SAI)」(東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F)

2023.12.28 2024.01.09

GODZILLA THE ART by PARCO vol.2

人類は生きることを望むと同時に、常に人類の終末を思考している。

かつては明日の”生”が不安定な中で人々は生きていたが、資本主義の誕生、発展により、人類は未来のリスク、リターンを計算し、富を増やすことで、時間軸を変形し、自らの生の範囲を超えて直線的に伸ばせるようになった。

その結果、資本は物理的空間を食い尽くし、人類が資本主義に執着することでゴジラという怨念を生み出してしまった。

しかし、人類は物理的空間に飽き足らず、仮想的空間であるアイデア資本にまで手を伸ばすようになった。物理的空間と違い、仮想的空間にあるアイデア資本は、無限に拡大することが可能となり、資本が飽和した先にあるのは、資本自体に価値や意味が無くなる世界が到来する。

資本が無限の広がりを続け、人類の理解の範疇を越えるのを防ぐべく、白井ゴジラは資本を破壊していく。

開催場所:GALLERY X BY PARCO(渋谷PARCO B1F)

2023.10.28 2023.10.29

ANIMISM

MGMの世界的人気キャラクター「ピンクパンサー」をテーマに、「COIN PARKING DELIVERY」が、TIP drawing(Transformable intellectual property drawing / 変形知的財産)によって制作した、彫刻と掛け軸によるインスタレーション作品。本イベント開催中の2日間、通常は一般非公開の平安神宮 尚美館で特別に公開。

■展示タイトル
“ANIMISM” / “アニミズム”

■展示概要
日本において古来より権威や力の象徴として存在してきた「神獣」。日本には生息していなかった神獣は、海外からの書物を通して伝来し、日本人の中では想像上の生物でありながらも、宗教的に信仰されてきた。

しかし、実際、神獣は信仰物として権威や力の象徴たりうるものだったのか。想像により膨らんだ大衆の認識とその真実の差異を問う。

Exploring the divine beasts, an entity that has symbolised authority and power in Japan since ancient times. Despite not being indigenous to Japan, the divine beasts were brought into the Japanese consciousness through foreign texts, existing in the imagination and enjoying a religious reverence.
This exhibition probes the discrepancy between this inflated perception and the reality, questioning the true nature of the symbolisation of the divine beasts in religious faith.

開催場所:平安神宮 尚美館(京都府京都市左京区岡崎西天王町97)

2023.10

2022.10.07 2022.10.16

茶友の群

素材には約500年前江戸時代のお寺の松の御神木を土台に、床柱には奈良県吉野の杉の絞り丸太柱と面皮柱の見切り品、天板には新しい杉の木を使いマイノリティーとマジョリティの社会造形を表現。

【「群松」の一句】
群鳥の
雪に袖ふる
松の久しき

[読み]
むらどりの
ゆきにそでふる
まつのひさしき

[訳]
群て飛ぶ鳥のような雪に、枝を袖のように振っている松は、永久である。

東園 作

2022.04.21 2022.04.21

This is Mr. Shirai

開催場所:東京都品川区東2-1先 船

2022.04

2021.12.08 2021.12.12

SHIRAI展

COIN PARKING DELIVERYの代表作“白井さん”をテーマにした「SHIRAI展」。COIN PARKING DELIVERYと親交のある国内外アーティスト8名が作り上げる同展では、さまざまなジャンルのアーティストが、白井さんをテーマに制作することで、住む場所も、生活も、考えも、土俵も違うアーティストたちの欲求を可視化。その欲求の関連性を多角的な視点から見つめることで一つの真理を知ることが内容となっている。

開催場所:THE PLUG(東京都渋谷区神宮前6丁目12-9)

2021.09.11 2022.01.13

DIMENSION MEDIA

日本画の形式であり、生活様式において発展した「2次元の解釈」と、偶像崇拝により創造された世界において、大衆的認識を得るため、よりリアリティのある絵画へ発展していった「3次元的解釈」の西洋美術が混合した「DIMENSION MEDIA」。「DIMENSION MEDIA」では、単一では存在しない二つのカルチャーを共存させることによって発展してきた日本独自の混合社会を客観的にとらえており、そこに存在する建造物は、様々なビジネスがレイヤーとして重なり合う様子をテクスチャーを使い表現している作品を展示。

開催場所:DIESEL ART GALLERY(東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F)

2020.11.26 2020.11.29

JUN INAGAWA x MAYU YUKISHITA x COIN PARKING DELIVERY – Little Fingers

JUN INAGAWA x MAYU YUKISHITA x COIN PARKING DELIVERY – Little Fingers
「LITTLE FINGERS(小指)たちが集まると、中指を立てるよりも強烈な意味を持つ」というコンセプトのもと、携帯という現代の必須アイテムを使い、この時代ならではの疑問や理想を作品として制作するCOIN PARKING DELIVERY、萌えとストリートカルチャーを融合させた作風が注目を集めるJUN INAGAWA、写実的でありながら、イラストならではのデフォルメやラフなタッチを残した個性的な画風で人気を集めるイラストレーターの雪下まゆの3人が集まった合同展示。

開催場所:TRUNK(HOTEL)ROOM 101(東京都渋谷区神宮前5-31)

2018.09.17 2018.09.23

MOVE IF YOUNG

「やりたいことに対して言い訳することが大人であったら、僕は一生大人じゃなくていい」をテーマに初の個展を開催。

開催場所:Gallery Conceal Shibuya(東京都渋谷区道玄坂1-11-3 富士商事ビル4F)

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CPDHOOME

CPD HOOME(シーピーディー・ホーム)は、COIN PARKING DELIVERYが手掛けるライフスタイルブランド。

あなたの日常にさりげなく寄り添い、“ちょうどいい違和感”と“色鮮やかな気づき”を届けます。
都会のリズムに自然と溶け込みながらも、ふとした瞬間に“あなたらしさ”が立ち上がる。

そんなシティな感性と、”気の利いたラフ”を大切に、機能性を掛け合わせ日々の暮らしを、もっと自由に、もっと豊かに彩るライフスタイルブランドです。